出題者のご紹介
出題者のお名前
料理研究家 松田有加 さん
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テレビ、雑誌、広告で活躍するかたわら料理教室を主宰。 |
つくった検定

★ ハーブをもっと多くのかたに
大学卒業後に、料理研究のためにイギリスへ留学。ケンブリッジを中心に、フランス、イタリア、オランダ、スイスなど、ヨーロッパ各地で家庭料理を学びました。
日本では肉や魚の臭い消し程度にしか使われないハーブやスパイスが、ソースやドレッシングだけでなく、パンに練りこまれていたり、アイスクリームのトッピングになっていたりと、あらゆる料理に使われていて、驚きました。
さらに料理だけではなく、殺菌効果や防腐効果のあるものもありますので、うがいをする時の水に入れてみたり、お弁当を持って行く時に飾りのようにさしておいたりと、いろいろに活用できます。見た目や香りも楽しめるものばかりなので、いろいろに工夫して使いこなすのはとても楽しいです。
お料理との相性ももちろんありますが、ハーブの好みは人それぞれ。お気に入りの香りを見つけて、ぜひもっと生活に取り入れていただきたいなと思います。

★ 産後ダイエットに効果があった!
ヨーロッパにいた時は、ただ当たり前のように使っていたハーブやスパイスですが、消化促進や新陳代謝などの働きをもつものも多いとわかってからは、意識して普段の生活にも取り入れるようになりました。特にありがたかったのは、産後のダイエットに効果があったことです。小学生から短大までモデルをしていた間は、さほど苦労せずに体型を維持していましたが、料理の勉強を始めて、妊娠出産をする頃には、どんどんと体重も増加。産後もなかなか体型が戻らず、“元モデル”を隠していた時期もありました。
それを救ってくれたのが、ハーブやスパイスです。しかも、手の込んだ料理ではなく、白身魚のホイル焼きにフェンネルを加える、タラゴンを漬け込んだビネガーを利用する、トーストのバターを控えめにしてブラックペッパーをふりかけるなど、ほんのひと手間をかえるだけの簡単レシピだったのも、続けられた理由かもしれません。
「おいしいものをガマンせず、おいしく食べてストレスをためない!」 ハーブのレシピは私のモットーにピッタリです。